いろはに金平糖ちりぬるを

読んだ本・見た映画の備忘録

綺麗な顔でラーメンを食べ終えたい

ラーメン食べてると顔がぐちゃぐちゃになるのをなんとかしたい。鼻水なんか出たことないですという顔でサッサと麺を啜って、適宜メンマや味玉を楽しんで綺麗な顔で席を立ちたい。現実にはあっという間に鼻水が止まらなくなって食べる→鼻をかむを交互にやってバタバタしてしまう。麺類をおいしく食べるには早さが命だから鼻をかむ時間がもったいないし、そもそも鼻をかむのはめんどくさいし、ゴミの処理もめんどくさい。あと人前で鼻をかむのがなんとなく恥ずかしいし、何度もかむから鼻の下の化粧も剥げる。鼻をかんだ紙の置き場にも困る。こんなもんカウンターの上に置くのは…と思うし、でも鞄の中に直に入れるのも嫌だ。小さな袋かなんかを用意しておいて順次そこに入れるのが良さそうだが袋ごと捨てる場合は補充を忘れそうだし、袋を再利用したくもない。「頑張って忘れないようにする」以外の解決法が無いのは良くない。

全く動じずに綺麗に食べ終わってる人を見ると一体どうやってるんだと思う。もしかして鼻水が出てるのを意に介さず食べ続けているのか?それか鼻をかんでいるところを人に見せていないのか?私も麺を啜るのと鼻をかむのに一所懸命で人の様子を見ているわけでもないからそういうことなのかもしれんが…しかし百歩譲って誰も見てないから鼻をかんでも恥ずかしくない(まあ別に鼻垂れてるよりよっぽどマシだからとっととかめばいいし、鼻をかむのはそもそも恥ずかしくないが)としても化粧が剥げる、麺が伸びる、ティッシュの置き場所に困るという3点は解決していない。みんなどうしてるんだ。佐々木倫子の『林檎でダイエット』でも主人公姉妹がデートの時に食べたくないものの一つにラーメンを挙げていたはず。30年経ってもこの問題解決してないのかよ。早く綺麗にラーメンを食べ終われるようになりたい。早く人間になりたい。