・周りとの会話ができなくなった人間が情熱で突っ走る
・よくわかんない相手とよくわかんないタイミングでキスする
・人間に都合のいい未知の存在
・曲の意味わかんないのに適当にコミュニケーションできるガバさ
苦手な要素が詰まってるなあ…という感じで、当時はどんなふうにウケてたんだろうか。スクリーンで見たら宇宙船がすごかったとかは想像できるんだけど、個人的には話のアラが気になってそこを楽しめなかった。こういう作品見ると毎回「え?何?」ってなっちゃって、私にはSFの受容体が無いんでしょうね!!ってイライラして終わる。ガハハハ!!!!!!まあSFが合わないのかこういう映画のノリが合わないのかはわかりませんが…。怖くてSF小説とか読めないんだよな。PKディックとか読んで発狂しちゃったらどうしよう。前に華氏451度に挑戦して、びっくりするくらい何言ってるかわからず呆然としたまま読み終わっちゃったことを思い出す。
でもゴジラSPは面白かったし、いちいち「説明して!」って思わずスルーできるSF的お約束描写とかも意識してないだけで存在してるかもしれないから、その辺の見極めができれば楽しく読めるものもあるのかもしれない。問題はその見極めをするほどSF作品にあたる気力が無いことだが。こうやって特定のジャンルには近づかないまま終わるんだろうな。